再びGainsbourg vie heroique

21 février 2010 パリ旅行4日目

どんなに飲んでも、パリにいるととても清清しい気持ちで目覚めることができる。
魔法の街だ。

前日にムフタール通りで買ったいちごと葡萄。
モノプリで買ったヨーグルトとパンで、かんたんなプチデジュネ。

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近所のマクドで一杯のカフェ。
WIFIでメールチェックなど。
騒がしいマクドでのこのひと時が、癖になってきていた。

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向かった先は、RERで一駅のフォーラム・デ・アール。
前々日に続いてGainsbourg vie héroïqueを鑑賞します。

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一回目に消化不良だったんだけれども、
二回目は普通に受け入れることができた。
そもそもJoann Sfar(ジョアン・スファール:漫画家)が監督って時点で
ファンタジックな要素が含まれても仕方ないじゃないか。
奇妙な人間が出てくるからこそ、ゲンズブールの奇天烈な人生を描けるのではないか。
元々セルジュはユーモアに溢れた人。
だからコミカルに描くのも、至って普通のことだ。

エリック・エルモスニーノは最後のほうにはもうセルジュの生き写しのように思えた。
太ったカトリーヌがボリス・ヴィアンってのも、すばらしいキャスティングじゃないか。

ルーシー・ゴードンは、きっと天国で見ていることだろう、最後の“Pour Lucy・・・”というメッセージを。
そして日本から遥々この映画を観るために渡仏して来ている子もいることを。

一回目に「期待外れ」と思ってしまったのは
あまりにも私のフランスにかぶれた人生の中で、
セルジュの存在が大きすぎたからなんだ。
決して、「駄作だから」の「期待外れ」ってことではないのだよ。

セルジュの最期は悲しいものだった。
だからぼかして描くのも仕方がないことだ。

劇中に出てくるゲンズブールの壁、あれ、セットじゃなくってほんまもんなんだね。


個人的には、アナ・ムグラリスのジュリエット・グレコが好きです。

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ふう。
なんだかしみじみ。

さて、日曜日のパリの街へ繰り出そう!!